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『わからない』が不安なとき。わかるにもタイミングがある

BOOK

 時が経つと「ああ、あれはそういうことだったのか」って、わかることってありません?
あるいは、「もう少し早くわかりたかったのに〜!なんで今なの〜!」とか(笑)。

のの
のの

でも、たぶん、それって「わかるタイミングがある」ってことなんでしょうね。

今でこそ「タイミングって、あるかも」と思えるようになりましたけど、昔は、そんなこと全然意識していませんでした。

やりたいことも、やりたくないことも、全部自分でコントロールしてきたと思っていたから。だからタイミングなんて、自分でつくれるものぐらいに思ってたんです。

のの
のの

あ〜、なんて傲慢なんでしょう〜。はずかしい・・・。

「わからないまま」が、ものすごく苦手だった

そんな私が、こんな本を読んで、心に響いた言葉がありました。

『無意識の整え方』前野隆司著
著者と、「㈱森へ」の山田博氏との対談での山田氏の言葉。 

考えるより感じる。全部わかっちゃいけない。わからない方がいい。
わかると無意識にコントロールしたいという欲望を人間は抱きやすい。
わかったつもりでいると効率よくしようなど、考えが出てくる。
わからないならわからないまま感じたままの状態で受け止めておく。
意味づけもしない今できることをする無意識にまかせる。
するとある日パッとわかるときがくる。

もともと思考優位な私にとって「感じる」ということは、たぶん、あまり得意じゃない。
効率よく物事をすすめたいし、コントロール欲求も、わかりたい欲求も強い。

のの
のの

まさに、山田氏とは正反対を地で行ってる(笑)。

そもそも、わからないまま放置しておくっていうのが、とても苦手です。知的好奇心もあります。

でも、よく考えてみると、「わかりたい」の奥には「わからない状態が不安」という気持ちもあるんですよね~。だから、不安を安心に変えるために、わかろうとしていた。わかれば、次にどうすればいいか決められる。決められれば、自分でコントロールできる。

なので、いつかわかるタイミングが来るかもしれないと思って放置することなんて、ほとんどしてこなかったんですよね。

のの
のの

要は「いつかわかるだろう」という自分の感覚を、信じられていなかった、ということかな。

「楽しいけど、わからない」と「わかるけど、楽しくない」

 そして、この本の中にも「わからない」について、興味深いことが書かれていました。

『叱り方が下手な大人たち』 岡崎勝著

著者は元小学校教諭で、「授業は楽しいだけでいい」という大原則をお持ちの方です。
この思いを同じように大切にされている先輩方とのエピソードに、こんな話が出てきます。

ある先輩が、教員や研究者を相手に挑発的に議論したときのこと。

「あなたたちは、楽しくてわかる授業が、一番いいでしょう?」
「楽しいけど、わからない授業はよくないでしょ?」
「楽しくなくても、わかった方がいいでしょ?」
「楽しくなくて、わからないのは最悪でしょ?」

要するに、

「楽しくないけど、わかる授業」より、
「楽しいけど、わからない授業」が大切。

「楽しい」が優先順位にならなければだめだ、ということなんです。

これ、私たちの実生活に置き換えて考えると、どうでしょう。

のの
のの

楽しいことより、わかること、できることを優先してません?私はしてます。

ってゆーか、わかって、できて、はじめて楽しくなるって感じでしょうか。

でも、著者である岡崎氏は、こう言うんです。

子どもたちは確実に、わかることよりもまず、楽しいことを優先しているのです。

そして、著者自身が「楽しいことを大事にしよう」と思ったら、教室の雰囲気が確実に変わったと。

のの
のの

私たちにも、わかることより楽しさを優先する子ども時代があったはずですよね。

でも、いつのまにか、わかること、できること、効率よくすることなど、そういうものを優先し、楽しさを後回しにしてきた。そこに価値を置きすぎていたのかもしれないですね。だから、コントロールしたくもなる。

楽しくないけどわかった方がいい、のか
わからなくても楽しい方がいい、のか

のの
のの

って、この今のわからない状態を、わたしは楽しめているのか〜っ!?なんですがね(笑)。

今は、まだわからないタイミング

 そこで、先に話した「タイミング」の話に戻ります。

わかるタイミングがあるなら、当然、わからないタイミングもある、とも言えますよね。
できるタイミングがあるなら、できないタイミングもある。
気づくタイミングがあるなら、気づかないタイミングもある。

だから、わからないことがあるときは、「まだわからないタイミングである」ってことなんですよね。

わかりたい欲求が強い私にとっては、わからないことは超悔しいけど(笑)、それを面白がること、愉しむことも、まあまあ難しいけど・・・。

先に書いた山田氏の言葉

わからないならわからないまま感じたままの状態で受け止めておく。
意味づけもしない今できることをする無意識にまかせる。
するとある日パッとわかるときがくる。

放置して、今できることに意識を向けるって、たぶん超大切な気がします。

わかることと同じくらい、わからないことに楽しさがあるとしたら・・・。
そんな日がくると、ちょっとだけ信じ、ちょっとだけ疑いながら(笑)、おいとくか・・・。

のの
のの

ああ〜、でも、それを早く知りた〜い!わかりたいよ〜!はやく来てくれ〜!わかるタイミング〜っ!!(笑)

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