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夢物語じゃない!量子力学的願望実現方法

BOOK

誰もが一度は「どうすれば自分の願いが叶うのか」と考えたことがあるんじゃないでしょうか?

「願いを叶える」というと少しスピリチュアルな響きがありますが、量子力学理論をベースに願望実現についての考え方を解説した、こんな本を読みました。

上記は「量子力学的」というのが興味深くて、この難しそうな理論を日常に応用し願望を叶えるヒントがわかりやすく書かれていたんですね。

そして読んで思ったのは

のの
のの

願望実現というのは夢物語なんかではなく、もっと現実的なことだったんだな~ってことでした。

本記事の内容

高橋宏和著「量子力学的願望実現の教科書」「量子力学的幸せな生き方大全」を読んで

夢物語ではない願望実現方法について、私の解釈も含めて綴ります。

量子力学とは

そもそも量子力学とは「目に見えないミクロの世界で成り立つ自然の法則を探求する学問」と書かれていて

それをわかりやすく、以下のようにまとめられていました。

1⃣世界は素粒子でできており、観測すると粒子、観測しないと波の性質を持つ

2⃣すべてはエネルギーに変換できる

3⃣世界は目に見える部分5%、見えない部分95%、目に見えない部分が大きな影響を与えてる

4⃣同じ周波数や性質のものが共鳴して引き寄せあう

そもそも私が思っていた願望実現って、

気分よくしていたら、ワクワクした行動をすれば、その周波数と同じ波長のものが引き合って良いことがたくさん起こる、みたいな。

なりたい状態をイメージしたり、アファメーションしたり、ノートに書いたりして、今「なった」状態で過ごしていると

ある日パッと現実が変わる!理想の人生になる!みたいな(笑)

でも、変わらないんだよね~

のの
のの

ええ、まったく(笑)

ただ、この本は普段の行動や考え方に量子力学の視点を取り入れて解説されているので

ワクワクした行動とか、気分よく過ごすとか、そういうことの前に知っておいた方がよい知識だと思ったんです。

量子力学理論を日常生活に取り入れるとは

上記の量子力学のまとめを日常的なことに言いかえると

「1⃣世界は素粒子でできており、観測すると粒子、観測しないと波の性質を持つ」というのは
観測者の意識によって現実が創造される。
つまり、意識を向けると形(現実化)になり、向けなければエネルギーのまま(現実化しない)。

「2⃣すべてはエネルギーに変換できる」というのは
この世界は目に見えるものも見えないものも、ぜーんぶエネルギーだと言います。ということは、思考やイメージもエネルギーであると。

で、「すべてはエネルギーに変換できる」というのは
物質からエネルギーへの変換だと、例えば食事をすると身体を動かすエネルギーに変換される。
では、エネルギーから物質への変換は、心に何かをイメージしたときだと言います。
まずは、イメージを強く持ち続けることで、現実に変換される力を持つ。

「3⃣世界は目に見える部分5%、見えない部分95%、目に見えない部分が大きな影響を与えてる」というのは
目に見えるもの(粒の性質)は、物質 
見えないもの(波の性質)は、イメージ、思考、意識、感情など
見えない部分の95%が、私たちの行動や現実に大きく左右する。

4⃣同じ周波数や性質のものが共鳴して引き寄せあう、というのは
よく聞く「引き寄せの法則」ですね。ワクワクや気分のよい状態だと、その周波数にあった出来事や人を引き寄せる。


ちなみに、建物や椅子、テーブルなどのモノは同じ原子や分子が引き寄せ合い、
また私たちの心臓や肺なども、それぞれ同じ周波数を持った細胞同士で構成されていると言います。

つまり、これらをざっくりまとめると
目に見えないもの(意識、イメージ、思考、感情)が観測されたら、物質化し、現実化するということ。
「観測する」というのは、自分の理想や目標に意識を向け、それに対して具体的なイメージや感情を持つこと。

ほかの願望実現に関する本にも、イメージする、アファメーションする、願望をノートに書く、なった状態の感情を今味わうなど、この本にも書かれていたようなことは書いてあるんですが

量子力学的な説明があるだけで、私はより理解できました。

でも、これのどこが現実的なの?

現実的な願望実現

著者は願望実現のプロセスを、以下のように説明していました。

ステップ①理想の状態に意識を向ける

ステップ②意識を向けるとイメージが湧いてくる

ステップ③イメージが湧いてくると思考が働く

ステップ④思考が働くとそれに必要なやるべきことが明確になる

ステップ⑤実際に行動することによって現実が理想に近づいていく

『量子力学的願望実現の教科書』より引用

例えば・・・

ステップ①意識を向ける
例)体力がついた元気な自分になりたいな。

ステップ②イメージが沸いてくる
例)健康な体で毎日元気にいろいろなことにチャレンジしている姿をイメージする。

ステップ③思考が働く
例)どうすればその健康状態を達成できるかを考える。 週に何回運動すればよいか、どんな運動がよいか、また食生活はどんな食事をしたらいいのかなど具体的な健康になれる方法を調べ考える。

ステップ④具体的な行動が明確になる
例)具体的な行動が決まる。週に3回、午前中にウォーキング計画を立て、健康的な食事メニューも考える。

ステップ⑤行動する 
例)実際に運動を始め食生活を改善することで、理想の健康状態の実現に近づいていく。

のの
のの

どうです?これ、むちゃくちゃ現実的じゃないですか?

私は冒頭にも書いたように、いい気分でいれば現実がパッと変わる、みたいな、そんなスピリチュアル的なことだと思っていたんですよね。

でも、願望実現とは、なりたい状態に向かってコツコツと行動を積み重ねていく。いたって現実的なことなんだと、この本を読んで感じたんです。

願望実現できないのは

ここでもうひとつ、脳科学、心理学の視点から、こんなことが書かれていました。

目に見えるもの5%と、目に見えないもの95%という量子の世界と同様に、意識の構成も同じように成り立っていると言います。

顕在意識=5%
自分が考えていることや感じていることなど認識できる見える意識

潜在意識=95%
自分が気づいていない思考や感情など認識できない見えない意識

95%の潜在意識が、日々の行動や言葉に大きな影響を与えると言います。

これは、量子力学の「3⃣世界は目に見える部分5%、見えない部分95%、目に見えない部分が大きな影響を与えてる」と同じですよね。

たとえば、

・今日の晩ごはんは、オムライスを食べよう
・〇〇さんとランチしよう

など、これらはすぐに実現可能ですよね。これらを願望実現って言うか~?って感じですが、
これらも立派な願望実現、叶っている状態なんです。

でも私たちが思う(私が、かな?)願望実現って、もっと大きなものを想像しちゃいません?

たとえば

・宝くじが当たりますように
・素敵なパートナーと出会いますように

などなど。叶うためにはちょっと難しそうなもの。だからこそ願望実現だと思っていますよね。

なので、「〇〇したい」という願望があったとしても(顕在意識)、それを手に入れることは難しいと潜在意識が思っていたら、どんなにイメージしてもワクワクしても願いは叶わないってことなんです。

のの
のの

つまりいかに難しそうな願いを簡単だと思えるかってことです。

願望実現ができる人って、私たちが難しそうだなと思うことでも「簡単にできる」「やればできる」「楽しそう!」なんていう意識をもって行動しているから叶っているんですよね。

じゃあ、どうすれば簡単だと潜在意識が思えるようにできるの?

イメージの力が未来を創る

矛盾するようですが、

どんなにイメージしてもワクワクしても潜在意識がそれは難しいと思っていれば実現しにくいとお伝えしましたが、なりたい方向に意識をむけイメージすることは大切なんです。

だって、「1⃣世界は素粒子でできており、観測すると粒子、観測しないと波の性質を持つ」んだから意識を向けると形(現実化)になり、向けなければエネルギーのまま(現実化しない)なんです。

また「2⃣すべてはエネルギーに変換できる」というんだから
エネルギーから物質への変換は、心に何かをイメージしたときなんです。

著者は言います。

すべては誰かの思考のエネルギーが創造のエネルギー源になっているのです。
だから、もしあなたが理想の人生を生きたいのであれば、まずは理想の人生をイメージする必¥要があるということです。『量子力学的願望実現の教科書』より引用

「難しい」が「できるかも」に変わるとき

ここからは、私の解釈も含めてお伝えしますね。

著者はこの本の中で、イメージすることを「臨場感をもってイメージする」と言っています。

私はこの「臨場感をもってイメージすること」がとっても苦手なんです。より具体的に詳細にイメージすることなんでしょうが、難しくてできない。

のの
のの

ほら、ここですでに「難しい」と思ってしまってる私です。

じゃあ、どうするか。ここで著者のいう願望実現プロセスです。そう、とっても現実的なプロセス。

ステップ①意識を向ける
ステップ②イメージが沸いてくる
ステップ③思考が働く
ステップ④具体的な行動が明確になる
ステップ⑤行動する

つまりイメージから始まって、この現実的なプロセスをふんでいくことで臨場感をもったイメージができるようになるんじゃないか。

逆に言うと、リアルにイメージできるくらいこの現実的な願望実現プロセスをふんでいく。

するとそのうち「難しい→あ、なんかできるかも→できるわ」とグラデーションのように気が付いたら「叶ってた」っていうことなんでしょうね。

これって私たちは小さいころからすでに体験していることですよね。新しいことをはじめて、だんだん上達していって、できるようになっていく。ほら、現実的なことでしょ。

でもさ~、〇〇したら一気に現実変わりました~ってよく聞くじゃん

のの
のの

その「一気に変わった!」が、まさしく夢物語のように感じますよね。

でも、この「一気に変わった」状態を、著者は「量子飛躍」ということで説明しています。

これは、量子力学で電子がエネルギーによって突然軌道を変える現象らしく

この現象を人の成長に例えると、

人が成長し続けていくことであるタイミングで臨界点を迎えると、別人のように生まれ変わるというんです。

自転車に乗れるようになった瞬間のように急にできるようになったというのがイメージしやすいでしょうか。

つまり、「一気に変わった」と言ってる人は、それまでにコツコツと行動をしていた、ということじゃないかと私は解釈しました。

行動できない理由と、行動するための心のスイッチを入れる方法

ということは、やっぱり行動が大事ってことだね

そう、いくら臨場感をもったイメージができたとしても、イメージだけでは現実化しないと著者は言います。

「行動する」ことは、イメージや言語化することよりも、うんと高いエネルギーだと。

ただ、95%の潜在意識が日々の行動に大きく影響を与えていると言いましたよね。

変わりたいと顕在意識は思っていても、変わりたくないという潜在意識さんがいます。ある意味、私たちを傷つかないように守ってくれてるんですよね。

じゃあ、どうすれば行動しようと思えるのか。著者がこんな方法を記していました。

①行動することによって得られるメリットを書き出す
②行動しないことによって生じるデメリットを書き出す
③行動しないことによって生じる最悪な状況を想像する
④行動することによって得られる最高に明るい未来を想像する

のの
のの

潜在意識は「行動しないこと」に大きなメリットを感じているんです。

私たち人間には、現状維持バイアスがあるので、これが本当に手ごわい。

だから、行動できない。行動しないと決めている。

なので「行動しないことのデメリット」と「行動することのメリット」を改めて書き出して可視化するんです。すると・・・。

これはやばい・・・。こんなことしてる場合じゃない!

と、思えたらしめたもの。行動しようっていう気になるんじゃないでしょうか。

のの
のの

私もこれでブログを書きはじめました(笑)

願望実現は夢物語じゃないからこそ

さあ、ここまでダラダラと書いてきましたが、私たちはもうすでに現実創造してるんですよね。

理想どおりにならない現実に嘆き、嫌な出来事ばかり意識しイメージし、いい気分でいるよりブルーな気分でいることの方にたくさん時間を使っていれば、それと同じ周波数の人や現実を引き寄せています。

ブルーな現実創造をしてしまっているのか

のの
のの

それはそれで人間らしい現実創造とも言えるんですがね。

この現実的な願望実現プロセスをふんでいても、予想だにしないことが起こるのが人生だと思うんです。良いことも悪いことも。

いや、そもそも出来事に良いも悪いもないですが、私たちがそれを良い悪いと勝手にジャッジしてるだけですからね。

何をもって自分が幸せだと思うかの解釈も、歳を重ねるごとに変化していくものです。

ただ今回この本を読んで思ったのは、願望実現は夢物語なんかじゃなく、とても現実的なことだったんだということ。

だとしたら、なりたい、ありたい方向に意識を向け、イメージをし、コツコツと行動を起こしていくことなら、やってきみようと思いませんか?

コツコツか・・・苦手だな

のの
のの

やらされ感ではなく、どんな経験をするかは自分で選べる。

必ずしも自分が思い描く未来にならなくても、自分の人生物語のひとつの体験としては大きな意味を持つのかなと思ったりします。

そんな体験をちょっとでもやってみようと思えて行動できたなら
その体験こそが、人生をもっと豊かにしてくれるんじゃないかと・・・50代の私は思ったのでした。

あなたは、どう思うでしょう。

まとめ

  • 量子力学に基づく願望実現「観測する意識が現実を創る」
  • 自分の理想や目標に意識を向け、それに対して具体的なイメージや感情を持つこと
  • 願望実現プロセスは現実的(意識→イメージ→方法→行動)なプロセス
  • 行動は潜在意識の影響を受ける。「難しい」を「できるかも」にかえるための現実的なプロセス
  • 行動できない場合は「行動することのメリット」「行動しないことのデメリット」を可視化して行動を起こす気持ちを引き出す
  • 願望実現が夢物語ではなくコツコツ行動をしていく現実的なことなら、やってみようと思わない?
  • 何を体験するかは自分で選べる。自分の人生物語のひとつの体験として思えて行動できたなら、結果がどうであろうと、豊かに生きるという願いが「叶っている状態」かもしれないですね。
のの
のの

私はたくさんのエネルギーを使ってこの記事を完成させました~!まさにエネルギーを目に見える物質に変換できましたよ~。

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