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期待に応えられない。でも「きっと、うまくいく」(映画)

ドラマ・映画

「期待を裏切らないように頑張ります!」
そう意気込んでも、うまく応えられないことって、ありませんか?

期待をかけられると力が湧く反面、「応えなきゃ」というプレッシャーに押しつぶされそうになることもありますよね。

正直に言います。

のの
のの

私は誰の期待にも応えたくない!

そう思うことだってあるんです。「期待には応えられなかったら、周りはどう思うだろう…」そんな不安に苛まれ、押しつぶされそうになる日々もありました。

でも、むちゃくちゃ期待に応え続ける行動ばかりしていた私。ええ、今だって時々ありますよ(笑)

期待に応え続けている人はよーくわかると思うんですが、まあまあしんどいんです(笑)。
期待に応えられなかったら自分の価値がないように感じてしまう。 だから必要以上に頑張りすぎてしまう。

でも、そんな自分でもよかったのかもと、そう思える映画を、ちょっとだけネタバレ含めますがご紹介しますね。

自由奔放な主人公と、期待に応え続ける友人たち

 おすすめするのは、インド映画『きっと、うまくいく』(2013年公開)。

最初は、「どうせよくある前向きストーリーでしょ?」と思って観てたのですが・・・、
ハイ、むちゃくちゃ心動かされました!!(笑)

3時間近くある長編にもかかわらず、歌あり、ダンスあり、笑いあり、涙あり、感動あり。
あっという間に引き込まれ、最後まで目が離せませんでした。

何がそんなによかったの?

物語は、超エリート工科大学で出会った3人の青年たちが、友情を育みながら「人生とは何か」「学びとは何か」という問いに対して、それぞれの答えを見つけていくというものなんですね。

  • 自由奔放に生きる主人公
  • 親の期待や世間の常識に従い続ける友人たち

最初は主人公の破天荒さに驚きながらも、周囲は次第に影響を受けていくんです。

まあ、よくあるストーリーだね

とかく、成功物語は、その成功者にスポットライトが当たりがちですが、
私が心動かされたとのは、より現実的で、私たち自身の心の動きに近い、「期待を裏切れない葛藤に苦しむ友人たち」の姿だったんです。

期待に応えない決意をしたとき

私は今まで、インド映画って観たことなかったんです。
なので、この映画を通して、インド社会の厳しさも知りました。貧富の差、過酷な学歴競争、そして親の「子どもに夢を託す」という強烈な期待。

子どもたちは、小さな頃から「高収入の医師かエンジニアになって家族を支える」ことを、当然のように求められるんです。

その様子が、時にはユーモラスに描かれているため、悲壮感がなく、それもこの映画の魅力の一つですね。

そんな社会の中で、主人公は「学びとは、点数を取るためのものではない。自分が本当に情熱を傾けられるものこそが学びだ」と主張するんです。
どんな相手にも臆することなく自分の意見を堂々と述べる姿は、観ていて気持ちよかったです。

でも、そんな主人公の姿にスカッとしつつも、私の心を深く捉えたのは、やはり親の期待や世間の常識との間で葛藤する友人たちの姿でした。

印象的だったのは、就職活動の面接シーン。
親の期待に応え続けてきた友人が、面接官の前で初めて「正直な自分」をさらけ出すんです。

面接官は言います。

「正直でいいが、君はわが社にはふさわしくないようだ。」 
(中略)「だがその正直さを仕事では抑えられるという約束なら、考慮してもいい」

のの
のの

このあと友人放った言葉に、涙なしでは見られませんでしたよ~。

(ここはぜひ映画で確かめてくださいね!)

彼は初めて、誰の期待にも応えず、自分の心の声に従った瞬間だったんです。

期待に応え続けてきた人にとって、誰かの期待に応えないこと、そんな自分を受け入れるのって、とても勇気がいることだと思うんです。

だから彼が言った言葉にその重みを感じましたし、私の心は大きく動きました。どんなふうに描かれているのか、ぜひ意識して観てほしいシーンです。

期待に応えられないことも、人生の宝物

私たちは、知らず知らずのうちに、誰かの期待に「勝手に」応えようとし、同時に、誰かに「勝手に」期待してしまいます。

それは、幼少期、親の期待に応えなければ愛されないと感じていたかもしれない。そしてそれが、いつしか社会の期待にも無意識に応えようとする。

「期待に応えること」が、いつしか自分の存在証明になっていく――。

期待に応えられているうちは良いのですが、応えられなくなると、これが苦しい。
自分の価値がないように錯覚し、さらに無理をして頑張り続けてしまう…そんな負のループに陥ってしまうことがあるんですよね。

のの
のの

ああ、私のことだ・・・今もあるあるですよ(笑)


でも、期待に応えようと頑張る姿は決して愚かな姿ではなく、大きな気づきが得られるチャンスであり、そんな体験は宝なんだよと、感じさせてくれた映画でした。

主人公のような、周りに大きな影響を与えるヒーローは眩しい存在なんですが、期待に応えようと悩み苦しむ姿もまた、人間らしく、美しい。

なくしてしまいたい過去でさえ、これまで経験してきたすべての出来事が、今の私たちを形作る大切な宝物だとしたら…。

のの
のの

「きっと、うまくいく」のではなく、もうすでに「うまくいっている」んだなって思えた作品でした。

ぜひ、ハンカチを握りしめて、この映画を体験してみてください。

まとめ

  • 「きっと、うまくいく」は、期待と葛藤するリアルな心情を描いた映画
  • 期待に応えない選択は、自分の本音を知るチャンスになる
  • 期待に応えられない経験も、人生の大切な財産になる
  • 自分の意志で選び取ることで、本当の「うまくいく」を実感できる

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本ページの情報は2025年5月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。

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