年間200冊以上読書する私が、早く読めなくても内容忘れてもいいと思える 読書の魅力と効果

BOOK

あなたは、読書が好きですか?

また読書に、どんなことを求めていますか?

自分を成長させるため?読解力、文章力、思考力を磨くため??

全部よ。全部。でも、読んでもすぐに内容忘れるし・・・

読んでると、眠たくなるし・・・・

ですよね~。

年間200冊以上読んでいる私でも、読んだ内容はすぐに忘れますし、眠くなることもあるあるですよ。

本記事は、こんな方に
  • 読書の魅力を知りたい人
  • 読書で何が得られるのか、その効果やメリットを知りたい人

こちらの著書をヒントに、のの的視点も加えて

読書の魅力と効果

について、お話します。

どうぞお役にたちますように・・・。

なぜ読書するの?

私のプロフィールにも書いていますが、私は読書が好きで、年間200冊以上読んでます。

「で?だから何?」ですよね~(笑)

読書の魅力や効果について、読解力、文章力、思考力を磨くためや、自分を磨くためなどと、よく言われるじゃないですか。

私も以前は、そう思っていました。

よりたくさんの本が読みたくて、速読を勉強したこともありますし

内容を忘れないために、読書ノートを書いたり、ブログにアウトプットしてみたり・・・。

でもね、結果的にどうだったかというと、

速読はまったく身につかず、内容もどんなにアウトプットしても忘れてしまうんです。

でもね、あるとき、こう思ったんです。

なぜ早く読みたいの? なぜ読書で、自分を成長させ、思考力などを磨きたいの?

読書したい本当の理由はなに?? と、自分にじっくり問いかけたんですね。

すると出てきたのは・・・。

のの
のの

す・す・すごい人になりたかったから・・・。

きゃ~!こんなお恥ずかしい答えが、自分の中から聞こえてきました・・・。

でもここで、終わりませんよ~。そして、こう問いかけを続けました。

じゃあ、すごい人になったとしたら、あなたはもう読書はしないの??

のの
のの

ん・・・。するな。読書はやっぱりするわ。

なんで?

もっともっと深い読書をする理由を、私はじっくり考えました。そして出てきたのが、こんな思いでした。

のの
のの

限られた人生の中で、現実では体験できないことを読書で追体験できるから。

現実では絶対会えないような著者たち。そんな著者たちの体験したことや学んだこと、著者の頭の中を本を読むだけで追体験できること。

心が動かされる一文に出会ったときには、自分の実体験以上に心が震えます。

それからもうひとつ!

自分の頭の中にあった問いが繋がってくる。

生きていると、ああでもない、こうでもないって、思い悩むことってありますよね。

そもそも私がこんなに読書をするようになったのは、葛藤が多かったからなんです。

むさぼるように本を読み、納得することもあれば、読んでもまだなんかしっくりこないことも多々ありました。今でもあります。でもそれが繋がってくる瞬間があるんです。

今までわからなかったことが、「そういうことだったのか!」って繋がった瞬間は、ほんとに言葉にできないくらい満たされた気持ちになります。

このような私の感覚をずっと言葉にできなかったのですが、下記の本で、見事に言語化してくれていました。(この著書との出会いも、私にとってはたまらなくうれしいんです)

答えのない世界で、答えを創り上げていく

『一生忘れない読書』ジョン・キム 著

この本では「100分で3回読む」という、一生忘れない読書をするための読書術が書かれていたのですが、

私はその読書術より、著者の読書の魅力について書かれていたことが、私が今まで思っていたことを代弁してくれたようで、とっても共感したんですね。

著者にとって、読書することは

エネルギーをもらうため。そして、自分の視点を磨くこと、だと言います。

そして次の言葉に、私の心は震えました(笑)。

答えがない世界で、答えを創り上げていく。 

自分が選択したものを、答えにしていく能力。

生きることは、自分の選択を正解にしていくことだと自分で思えた瞬間に

選択というものに対する重要性に気づける。

要は、この世に絶対的な正解なんてなくて、その正解は自分で創っていくもの、それが生きることだと。

そのために、何をどう選択し、正解にしていくのか。自分の選択する視点を、読書を通じて磨いていくことができますよ、と

私はそう解釈しました。

のの
のの

だから速読とか、内容覚えておくとか、そんなの二の次でいいんです~。

でも、内容忘れたら、読んだのが無駄にならない~?

「すべき読書」より「したい読書」が、結果的に読書の効果を得られる

そう思いますよね。私もそう思っていました。でも今は、忘れてもいいと思っています。

読書記録として、心に響いた言葉などは、デジタルで保管していて、時々見返します。

忘れないためにじゃなくて、忘れてもいいために、そうしてます。

内容を覚えていることより、忘れてたとしても、自分の中に蓄積されていくものを実感できるからです。

それは、先ほど述べた「繋がった感覚を得たとき」や「自分の人生の正解の輪郭が少しずつはっきりしていく感覚があるから」です。

のの
のの

ちょ・ちょっと偉そうな感じですね。(笑)

それは、たくさんの本を読んできたあなだだから言えることでしょ。

それもあるかもしれません。

でも、たくさん読書できるのは、「成長しなきゃ」とか「思考力など磨かなきゃ」という「すべき読書」ではなく、

早く読めなくても、内容忘れても、好きなように自由に読んでる「したい読書」だからだと思うんですね。

著者は言います。

本を読むときは、言葉を味わってほしい。 

言葉自体がエネルギーを発しているから。

言葉はエネルギーそのものである。

 どんな言葉を吸収し、どんな言葉を吐き出しているのか。

それがその人の思考や人生、未来を決めるからである。

言葉を味わい、言葉が発するエネルギーを吸収する。それは「したい読書」であるからこそできるんじゃないかと思います。

だから、好きなように読めば、勝手に成長し、勝手に思考力もついてくる

そして結果的に「一生忘れない読書」になると、と私は思っています。

今の世の中、読書じゃなくてもいいんじゃない?

読書が好きな人はそれでいいのよ。でも今の世の中、別に読書じゃなくても動画やネットとかでもよくない?

本というのは、多くの人の手や時間を費やして作られたものです。だからネットや動画とは違う、という意見もあります。

本以外からでも、心震える言葉に出会うこともたくさんありますし、

そう考えると、本は多くの選択肢の中のひとつにすぎないんですよね。

それゆえに「読書だけがすごいこと」というのは、「すべき読書」になってしまいかねない、とさえ思っています。

それでもあえて言うのなら・・・。

こんな読書の魅力があるのに、それを知らないなんて、超もったいな~い~!

ぐらいです(笑)

まとめ

熱く語ってしまいましたが、読書の魅力と効果についてお伝えしてきました。

  • 読書は、著者の体験、学び、頭の中を追体験できる。言葉からエネルギーをもらえる。
  • 心震える一文に出会えたときの高揚感、自分の人生への問いに繋がったとき、大きな喜びを感じ得ることができる。
  • 答えのない世界で、自分だけの答えを創っていく。その視点を読書で磨くことができる。
  • 読みたいように自由に読む「したい読書」が、結果的に読書の効果を得られ、勝手に成長していく。そう信じられる。
のの
のの

まずは力まず、読みたい本を読みたいように読んでみてね。

この記事を書いた人
のの

読書好き。年間200冊以上読んでます。「人間らしさ、人間臭さ」に心動く50代です。今までインプットしてきたことと経験してきたことなどを踏まえて心動く50代の「エモい生き方」を綴っています。

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