U-NEXT「31日間無料トライアル」期間中に観た映画やドラマ。
たっくさんある作品の中で、何を見ようかな・・・と思っているなら、ぜひ私が観たおススメ作品を参考にしてみてください~♪
どうぞお役にたちますように・・・。
①【ドラマ】毒づくセリフがピカイチ!内館牧子氏脚本「エイジハラスメント」
2015年の放送されていたドラマで、脚本は内館牧子さん。
当時もリアルタイムで毎回楽しみに観ていたんですが、視聴率が芳しくなかったようですが!!
私にとってはおもしろすぎる内容でした。ってゆーか、内館牧子さんの書くドラマってどれもいいんですよね~。
何がいいかって・・・・。
セリフに毒がある(笑)
誰もがきっと思っているだろうドス黒い本音を、現実ではなかなか言えない本音を、「そこまで言うか~」ってぐらい、ズバッって吐き出すセリフが多くて、観ていて気持ちいいくらいなんです。
このドラマのテーマは、セクハラ、パワハラなどいろんなハラスメントがありますが、昔から根強く存在しつづけている女性の年齢差別についてのハラスメントがテーマなんです。
どんなにキャリアを積んだ女性よりも、若くて美しい女性がもてはやされる。
男性が女性に行うハラスメントだけにとどまらず、歳を重ねた女性が若い女性に抱く嫉妬や妬みまで超リアルに描かれてるんです。これがおもしろい!
「女の的は女」とよく言ったものですが、まさにそんな世界。
このドラマのキャラクターたちの思いに、きっと誰もが共感ができる部分があるんじゃないかな~と思います。
私はありまくりでした!(笑)
ちょっとだけ、こんな毒づくセリフたち
主人公は、目指す大手総合商社に入社し、バリバリキャリアをつむぞ~と意気込んでいたんですが
配属されたのは総務。
ドラマの中では、総務は電球の交換からトイレの詰まりまで、会社の雑用係のように描かれています。
総務へ専用電話も
はい、ひとまず総務です
と、言って出るんです(笑)。しかも電話の着信音は、「ジャジャジャジャーン」というベートーベンの運命だといういう・・・・(笑)
新入社員であるドラマの主人公は、入社早々、周りの男たちからチヤホヤされるんですよ。
いや、まあそれは仕方ないですが、そこに年上の女性たちが反応します。
シンデレラの継母の気持ちがわかったわ。若くてきれいだけで不愉快なのよ。
引用:「エイジハラスメント」
え?そんなこと、私は思わないって??またまたご冗談を・・・
若さ以外、スキルある?
引用:「エイジハラスメント」
きゃ~、こんな憎たらしいことが言えるのも年の功。(笑)
いや、私は言えませんよ~。でも内心は、しっかり思ってたりるする。(笑)
主人公も負けてはいません。それがまたいい!
ある女性上司に向かって、こんなことを言い放ちます。
自分が一番だと思い込んでいるから、部下の力を引き出せないんです。
(中略)
自分を一番だと思っていつもシタハラ(人を下にみるシタハラスメント)、そんな上司に誰がついていきますか!
引用:ドラマ「エイジハラスメント」
よく言った!
そして、こんなセリフも超絶おもしろかった。
歳を重ねた女たちが、お互い「痛い女論」をぶちまけ合うんです。
47歳の女性は、年齢も隠さず身体やお肌の手入れの抜かりなく、メイクもバッチリ。
服装もミニスカートをはいてしまうくらい。今でいう美魔女でしょうか。(笑)
もう一人の52歳の女性は、特におしゃれに力を入れているわけでもなく、ごくごく普通の50代。
まあ、私もこの部類ですな(笑)
その二人がね、お互いを痛い女だと罵るんです。
47歳女性が、52歳女性に言います。
本当に痛い女ってのはね、自然体と無精をごっちゃにしている中高年よ。
肌の手入れも体のシェイプもせず、毛穴は開きっぱなし、二重あごに三段腹で「ナチュラルが好きなの~♪」ってチャンチャラおかしい。それは無精って言うの!一番痛いおばさん!
引用:ドラマ「エイジハラスメント」
わ、わたしのことだ・・・(笑)
すると52歳女性も、負けじと言い返します。
痛い女は歳を隠さないんです! 隠さない裏には、その歳には見えないでしょっていう自信があるんです。
チャンチャラおかしい、見えますよ!じゅうぶん47歳に! なのに見えないと思う自信で若作りに励むから痛いんです。
引用:ドラマ「エイジハラスメント」
どうです? もうどっちの立場もわかるこれらのセリフたち。(笑)
こんなセリフが、内館牧子さんのドラマには、たっくさーんあるんです。
でもただ毒づいてるだけのドラマではなくて、ちゃんと大事なメッセージも伝わってくるんです。
男性だって、厳しい社会の中でもまれてる。こんなセリフがありました。
会社というのは、能力のある人間ほど自分に苛立つようになっているんだよ。
自分が持つ能力だけでは、日の当たる場所にいけないからね。運が大きい。
引用:ドラマ「エイジハラスメント」
男性も女性も、ドス黒い本音と正論っぽい建て前との世界で、自分の立ち位置を見つけていく。
そんな人間模様が、内館さんのドラマには描かれているんです。おすすめ!
②【ドラマ】ドロドロな女の友情と承認欲求「ナイルパーチの女子会」
このドラマもドロドロでした(笑)。
専業主婦でブロガーの女性と、大手企業に勤める独身キャリアウーマンが出会い、仲良くなるんです。
「エイジハラスメント」と同じく、嫉妬や妬みなど、人間の闇の部分が描かれています。
しかも今のSNS時代を背景にしたものだから、誰しも「あるある~」が感じられると思いますよ。
こんなセリフがあるんです。
あなたは、本当はスゴイ人なのよ。もっともっと上にいける人。
引用:ドラマ「ナイルパーチの女子会」
こんなこと言われたら、どんな気分になります?
むっちゃいい気分になる
ですよね~。私もですよ。たとえムカつく相手からでも、まんざらでもない気分になる。
それぐらい承認欲求を満たしてくれる言葉ですよね。
そんな今の時代を象徴するかのような承認欲求についても、このドラマでは描かれています。
「あの人は、私」がキーワードです。
③【映画】忘れていたことを思い出させてくれる「小さな恋のメロディ」
久しぶりの胸キュンでした。挿入歌がどれもよくて、一瞬であの頃に戻れます。
主人公のダニエル(マーク・レスター)とメロディ・パーキンス(トレイシー・ハイド)の恋物語。
ずっと一緒にいたいと、ただ純粋にそう思っているだけなのに、大人たちはそんな二人に困惑するんですね。
大人たちに向かって、メロディがこう言うんです。
幸福になりたいだけなのに、なぜいけないの?
引用:映画「小さない恋のメロディ」
大人の事情なんて、子どもたちには知ったこっちゃないですよね。
私たちにもそんなピュアな時代があったはずなのに、いつのまにか、大人の事情の中にうもれ、禁止事項が増えていく・・・。
大事なことって、もしかしたら子ども時代に体験したことや感じたことの中にあるのかもしれないって、50代になった今、そう思うんですよね。
そんな忘れていたことも思い出させてくれる素敵な作品です。
④⑤【映画】主題歌が懐かしい~!「ラ・ブーム」「ラ・ブーム2」
なんとおませな中学生。日本と違ってあどけないんですが、とっても大人っぽい主役のヴィック(ソフィー・マルソー)
当時、友だちと観にいった記憶はうっすらとあるんですが、内容は全く覚えてない。
だからある意味、新鮮な気持ちで観ることができました。
「ラ・ブーム」のラストシーンは、『え?マジ?』って感じだったし。(笑)
「ラ・ブーム2」の方は、恋することや夫婦関係、そこにまつわる人間模様は、お国が違えど、今も昔も変わらぬものだなって改めて思いました。
「小さい恋のメロディ」と同じく、挿入歌が「ラ・ブーム」「ラ・ブーム2」とともに、すごくいい。むちゃくちゃいい!
この曲だけで、あの時にタイムスリップできちゃいます。
⑥【映画】伝わる言葉を考えさせられた「何者」
就活を舞台に繰り広げられる世界から、「伝わる言葉」について考えさせらました。
以下の記事に詳しく書いています~。
⑦⑧【映画】アーミル・カーンが魅力的!「きっと、うまくいく」「PK(ピーケイ)」
どちらも作品も、主役はアーミル・カーン(Aamir Khan)。彼の実年齢(1965年生まれ)を知ったときはびっくりしました。
「きっと、うまくいく」では大学生を演じてても全く違和感ないし、「PK」では超ユニークな宇宙人役もドハマり。
そんな彼の魅力もさることながら、内容もすごくよかったんです。
⑨【アニメ】いい息抜きになる「天才バカボン」
いろんなシリーズがあるんですが、私が好きなのは1971年に放送されていたもの。
全40話まであるんですが、今観返しても、ほんとうに馬鹿気だストーリーなんです。
でもその馬鹿げたところが、このアニメの魅力なんですよね~。
何も考えずに笑える。いい息抜きになるアニメなんです。
それに、この歳になると思うんです。
バカボンのパパの「これでいいのだ」は、すごい名言だ!
どんな現実も「これでいいのだ」と思えることって、全てを肯定していないと言えないことなんですよね。
「肯定する」ということを笑いとともに示してくれる、すごいアニメです。
⑩【アニメ】涙なしでは見られない「弱虫ペダル」
50代になって、こんなにハマったアニメははじめて。超おススメ。
まとめ
ほとんどU-NEXTの「31日間無料トライアル」で観まくりました~。
トライアル中に解約したので、まったく料金は発生せずに完全無料で観られましたからね。
お得に観ちゃってください~!
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